Pineappleyk - Pineapple Village
神島にて、三島由紀夫が『潮騒』取材中に滞在していた寺田家を、宿泊した旅館にお願いして案内してもらいました。

①寺田家に続く階段

②『潮騒』の登場人物、漁業協同組合長「宮田照吉」のモデルになった寺田宗一さん宅。現在はどなたも居住されていません。

③寺田家の屋根越しに臨む景色。島の電気供給に大切なケーブルは、まるで空に線を引いたように見えます。

④玄関を入ってすぐ。左側には原作の通り、急な傾斜の梯子階段がありますが、本当に梯子のように急な傾斜で撮影出来ませんでした。

⑤三島由紀夫が朝6時半に起きる毎日を過ごしていた2階のお部屋。

⑥2階の窓から三島由紀夫も眺めたと思われる眺望。

⑦三島由紀夫から寺田宗一さんへの贈り物など、所縁の品々。赤い机は当時、三島由紀夫が実際に使用していたもの。奥に山口百恵さんのパネルが❗️

⑧三島由紀夫のサインの入った品々。左上はシガレット入れの付いたライター、右上はその外箱。

⑨怖い程、澄み切ったエメラルドカラーの神島の海。
当時、28歳だった三島由紀夫が、
「人口千二、三百、戸数二百戸、映画館もパチンコ屋も、呑屋も、喫茶店も、すべて「よごれた」ものは何もありません。この僕まで忽ち浄化されて、毎朝六時半に起きてゐる始末です。ここには本当の人間の生活がありさうです。たとへ一週間でも、本当の人間の生活をまねして暮すのは、快適でした。」と川端康成宛の手紙に書いたように、現在も映画館、パチンコ屋、そして呑屋はありませんが、宿泊した旅館の姉妹店でもあるかわいい喫茶(軽食)店が時計台の隣にありました。
人口は昭和28年当時、1,200〜1,300人となっていますが、2022年で402人に…。澄んだ海のように島の人々は快活、気さく、親切で働き者ばかり、しかし荒波で知られる伊勢湾の海を相手に命懸けの漁業をされるのですから、遊びに来たのがちょっぴり恥ずかしくなるような旅でした。
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伊勢志摩から帰ってきてから読んでいた山崎豊子著『沈まぬ太陽』を読み終えました。
ホテルに置かれてあった山崎豊子さんのデスクを見て、久しぶりに彼女の著作を何か読みたくなったのでした。
日航機墜落事故とその遺族のこと、航空会社の労働組合問題、政界、財界、官僚と航空会社の裏のつながり等、ぐいぐい読ませられる内容でした。

賢島への往復の電車の中で三島由紀夫の『潮騒』を約40年ぶりに読みました。
向かったホテルは井上靖、山崎豊子、三島由紀夫らが執筆や宿泊をした場所で、私もお気に入りです☺️
以前に「潮騒」を読んだ時は、あまりこれと言った感想は無く、「ミーハーなアイドル映画の原作」という印象でしたが、今回は「こういう世界があって欲しい」という希望に満ちた感動がありました。
三島由紀夫は川端康成宛の手紙に「明朝ここ(神島)を発つて、三重賢島の志摩観光ホテルへまゐります。そこで僕はまた、乙りきにすまして、フォークとナイフで、ごはんをたべるだらうと想像すると、自分で自分にゲツソリします。」と送っています。
私はゲッソリどころか大満足でしたので、世俗に毒されているという事なのでしょう。
良い季節に私も神島を訪れたいです🥰
皆様、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します🙇🏻♀️



元「天理スタミナラーメン」だった「ザ・スタミナラーメン」へ。
夫は1枚目のスタミナラーメン、私は2枚目のチャンポンメン、3枚目のチャーハンは2人で頂きました🍜
ニンニク、生姜などの他にスタミナラーメンには豆板醤、チャンポンメンには辣油を足して味変出来るようにスパイスを並べてもらえます。
美味しかったです‼️
ここの店主さんは元々、天理スタミナラーメン初代メンバーのうちのお一人だそうで、彼のラーメンこそが元祖で本物の天理スタミナラーメン🍜と言っても過言ではないでしょう。2年ほど前から「天理」の名前が外れて、個人店になったようです。
ここはチェーン店の要素が皆無(チェーン支店名を印刷した箸袋を使わずに、箸立てに割り箸が刺さっている、天スタのロゴを用いない、など)でしたので、前から特別待遇のお店だったのかもしれません。




最近、寒い🥶のと花粉症🤧で不要な外出を控えているのですが、近所に馴染みのフレンチが引っ越して来たということで、出掛けました🍽
伊勢志摩のホテルで修行された腕利きの、優しいシェフのお店です👨🍳
スープとバゲット🥖の写真を撮り忘れました💦
美味しいので、末永く繁盛しますように🙏✨